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2000 12/15 - 12/20 ROCKET
表参道、同潤会 アパートにあったギャラリーROCKETが原宿の細い路地を入った建物に移った。その空間でセツの先輩の小池アミイゴさんと展示を行いました。

プレスリリース
10年前にセツ・モードセミナーで出会った二人は、時を経てそれぞれ 2000年秋「クラムボン」と「TICA」のCDジャケットを手掛けた。二人の音楽を通して制作された作品を新生ROCKETの空間を使ってセッション的に構成する。
北村は大量のドローイング、ペインティング作品をコラージュし巨大な木を演出する。その空間を小池は「クラムボン」のジャケットワークを中心としたモノクロームの世界で切り取り、「今」街を歩いている女の子、男の子の気分を演出する。
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左側が「まちわび、まちさび」の原画で、右側が「顕微鏡 / Free」「pool」の原画
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この展覧会では、原宿の密集した住宅地にあるギャラリーROCKETの中に木を植えたいと思った。
ギャラリーに入るまで近所の人の家々で育てられた様々な植木があり、一見場違いなハイテクな建物ROCKETの中に木があれば良いと思った。
その木の周りには、街や人のざわめきや音があり(小池さんの作品)、昼は天窓から自然光が、夜はミラーボールがそれらの作品を照らした。上のフロアには鍵盤など音の出る装置を小池さんが作り、その音はこの建物のサラウンドシステムを通して会場中に響いた。
僕はA4サイズのドローイングで「TICA」の「顕微鏡 / Free」のCDジャケット用に描いた70枚と展覧会用に描きおろした200枚から選び、 高さ8mの吹抜けの空間に200枚以上貼った。
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入り口付近から上を見上げる。天窓の手前に小池さんのカラスのモビール。
2Fの階段状のスペースより、ところどころに小池さんの紙の皿の作品。
2Fから見下ろす。この展示用に小池さんが設置したミラーボール

昼は天窓から光が入ってきます。
2F上部から見下ろした所。小池さんの鍵盤など音の出る装置
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SCRAPS
この展示に合わせて、ハガキサイズ20Pの小冊子を家のプリンターで自作。左がそのサムネイルです。
期間中に来てくれた当時SUPER BUTTER DOGの永積君に1部渡しました。これを気に入ってくれて、数年後ハナレグミで活動した際に絵を描くことができました。

NORITICafe
期間中は18:00〜日替わりのイベントをしました。
原田奈々 幻灯会
ジュテーム北村 ポエトリー・リーディング
Masayuki Ishii from Tica "Music for Exhibition"
渡辺有子さんのスコーン 等

下は初めて作ったTシャツ。Tシャツくんを買って自分で刷りました。この時から10種類位の版で、数百枚刷ったことになります。
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下の3枚は小池アミイゴさんの作品です。五年程後、福岡のカフェsonesの本"some tenderness"でもご一緒しています。
小池アミイゴ  (Click!)
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